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美しき鱒を

アメリカ東部の川は、釣り人口に比して魚資源が乏しく、釣り荒らされて、餌釣りは禁止されている。
そこを抜け目なくついて、雑誌記者達は毛鉤釣りだけが鱒の紳士的な釣り方であると誉めそやし、
高級な用具が宣伝され、信仰があまねく醸成されて、ことあるごとに餌釣りに難癖をつける。
けれども老練の釣師は、新参の“釣り批評家”の寝言などに動じはしない。
餌釣りにも毛鉤釣りにもそれぞれの長所、短所があることを肝に銘じて知っているからだ。
彼らはこうした風潮を泰然と笑って眺めているだけだ。
竿に糸をつけただけの餌釣りも、毛鉤釣りも、紳士的たり得ることにおいて何の変わりもない。

            ♯Ernest Hemingway “Fishing for Trout in a Sporting Way”抜粋

要は釣手 僕らの問題ってのは 昔から変わらないらしい

2010年 解禁
全ての紳士的な釣人に幸運を その手に 美しい鱒を


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02.28 (Sun) 08:59 [ 思うこと ] TOP▲
強行1   昨夜の暴風雨に川通しの進退を切られた僕らは
    ただひたすら地形図を頼りに山頂を目指した
   大木が倒れ 苔生し 踏み跡も無い原生林
    いつもなら時間の許す限り佇んでいたい風景を
     今は愛でる余裕など ある訳が無い

強行4
   雨に濡れ重量を増した装備に 寝不足と疲労
    堆肥が深く積りぬかるむ斜面は 精神と体力を容赦なく削り
     顔中にたかる小虫も 当の昔に意識の外に行ってしまった
   とてつもなく重い一歩を 踏み出し 積み重ね
     その先に突き抜けた風景は 今も深く脳裏に刻まれている


強行3

強行2     これから更に稜線をつたって向こうの山頂へ
      そこから登山道を使い 予定していた脱渓点を目指す

    苦難を乗り越える程に 未来へ抱く希望はリアリティを増す
      見えない未来へ 次の一歩を踏み出す為の勇気は
     ここまで辿り着いた事実の先にしか生まれない


                             2008 夏 「 底なしの闇に 」 回想


02.14 (Sun) 23:22 [ 釣行記 ] TOP▲
  
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